愚を編む。居飛車メインで将棋の研究をしてマス 

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2017電王戦1回戦の感想

   ↑  2017/04/02 (日)  カテゴリー: 将棋
 将棋部を引退してから、しばし将棋から離れていた。一通りやりたかった研究も終わって、将棋の時間も減っていくだろう。このブログもあまり更新しなくなるかも知れない――だが、今回の電王戦については語っておきたい。

 私自身、最近の公式戦はほとんど把握していない。将棋世界や書籍を見る限りほとんど研究が進展していないことは理解していたが、まさか叡王に佐藤名人がなるとは思わなかった。望んでやりたがるようには見えなかったが……。対するPONANZAは例年通り強化に強化を重ねての登場である。前verに8割勝てるようにしているらしいが、その上で面白い序盤を見せてくれているあたり流石だ。
 ここからは私観の多い考察となる。

(先手:PONA 後手:佐藤叡王)
▲3八金 △8四歩 ▲7八金 △3二金 ▲2六歩 △8五歩 ▲2五歩 △7二銀 ▲5八玉 △1四歩 ▲4八銀 △7四歩 ▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △7三銀 ▲2八飛 △2三歩 ▲3六歩 △8六歩 ▲同歩 △同飛 ▲8七歩 △3六飛 ▲3七銀 △3五飛 ▲4六銀 △8五飛 ▲3七桂 △6四銀 ▲7六歩 △5二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲2二角成 △同銀 ▲6六歩 △8四飛 ▲6七銀 △7五歩 ▲同歩 △9五歩 ▲同歩 △9七歩 ▲6五歩 △7三銀 ▲9七香 △9八角 ▲2九飛 △8八歩 ▲7四歩 △同銀 ▲7七桂 △8九角成 ▲6六角 △8二飛 ▲7五歩 △7六歩 ▲7四歩 △7七歩成 ▲同金 △9八馬 ▲5五角 △8四飛 ▲7五銀 △8三飛 ▲9一角成 △8七馬 ▲5五馬
まで71手で先手の勝ち
234.png
 感じたことを一言で言えば「らしくない」だろうか。苦言を呈させてもらえば、とても名人の指し手とは思えない稚拙さを感じる。これまで行われた電王戦の中でもトップクラスにひどい棋譜だ。
 まあ、この対局の内容は私より強い人が解説するだろうし、興味もない。なので私なりの序盤論での見地を述べようと思う。

 まず初手▲3八金だが、もはやPONAの序盤を見ていればなんの疑問もない、打ちされた読みがあれば手の広さは必要ない」ということだ。実際研究をしていると作戦可能性は必ずしもプラスではない。この手の善し悪しは私には到底分からないが、それほど奇妙な手ではないだろう。
 むしろ驚くべきなのは2手目、△8四歩である。
235.png
 佐藤叡王がこの手に何分使って指したのかは残念ながら分からないが……もしノータイムなのだとしたら、それは愚行だ。まず▲3八金の形が活きづらい戦型を考えてみるといい、振り飛車・角換わり・矢倉が挙げられる。むしろこう言った方がわかりやすいか――▲3八金は横歩取り・相掛かりの時、損のない形になる。つまり2手目は△3四歩一択なのだ。故に私がこの対局に評価を下すとすれば、2手目△8四歩が真の敗着とする。それほど意味が分からない、マイナスにしか思えない手だ。

 そうなった理由としてはもう推論でしかないが、佐藤叡王はPONA対策をほとんど行わなかったのではないだろうか。これまで電王戦に出る者は少なからずソフト専用の対策を用意してきていた。だが佐藤叡王は普段通りに指そうとしているように見受けられる。私は佐藤叡王の指し方を「優等生」とよく言うのだが、「優等性」で言えばそれはPONAに軍配が上がることは間違いない。
 とはいえ、まだまだ1回戦である。この調子で人間が叩き潰されないよう祈るばかりだ。
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この記事に含まれるタグ : 将棋 電王戦 佐藤天彦 PONANZA  

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2017/04/02 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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